チビ王子とデカ姫


「恵…シよ?

遊びでもいい…
あたしは
まだ恵の事好きなの」


「鉚華…俺は…

俺は瑠花の事が
好きだから…

初めてなんだよ!

鉚華以外の女
好きになるなんて…

俺はあん時…中1の
冬からお前の事
忘れられなかった

お前を忘れる為に
好きでもなんでも
ない奴とヤって
お前よりもいいって
思える奴を
探したんだよ!

でもんな奴
いなかった…

そのせいで俺は
教師までに手を
出したんだよ…

そんな時に瑠花に
会ったんだ

初めて会った時は
遊びだったケド
瑠花の天然な
可愛さに
惹かれたのかも
しんない…

でも俺は
本気で瑠花を愛してる」


「でもさっきは
遊びだって…」



「んなの嘘に
決まってんだろ?」


「恵…」





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