2度と言えない“好き”を。 ~石川紀香の場合~
付き合って
初めて彼に出会ったのは、高2の秋。
彼は少し離れたところから私を見つめていた。
ただのクラスメイト。
成績、運動神経は共に普通。
でも、ノリがよくて明るくて、男女共に仲良く出来て…私とは正反対だったから…。
ないものねだりって言うのかな?
なんか、多分、そういうの。
表面上は全然興味ないふりしてた。
でも、心のどこかで、彼を羨ましいと思っていた。
その反面、正直、妬みみたいなものもあった。
どうして私にないものを、彼みたいな…何の取り柄もない奴がもってるの!?って…。
悔しかった。
でも、だんだん分かってきたの。
私のこういう人を見下してるようなところが、私から人が遠ざかる原因なんじゃないかって。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

夢の中の現実世界
月島渚/著

総文字数/0

恋愛(その他)0ページ

表紙を見る
好きです…好きなんです!
月島渚/著

総文字数/0

恋愛(純愛)0ページ

表紙を見る
俺のこと好きだろ?!
月島渚/著

総文字数/0

恋愛(その他)0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop