恋に落ちたきっかけは
「てことで、行こ」
そう行って指差したのは寝室。
ああ、私が酔っぱらって寝ちゃったところ。
思い出したくなかった…。
って!!!寝室って!!!
ベッド、と言い一瞬だけれども笑みをこぼす黒崎部長。
絶対に行くまいとソファにしがみつくも腕を引っ張られあっさりと寝室の方にいってしまう。
え!ちょ、まってまってまってまってまって!!!
「黒崎部長、いったん落ち着いてください。ね?」
私はバッグを盾にし自分の身を守るようにした。
だが、それもいとも簡単に奪われ私を覆い被さるようにキスをしてくる。