ゆるゆる学校生活
「ちょっと借りるねー。いいよー」



よし、許可ももらったわけだし有難くシャーペンと消しゴムを借りよ。



ガラッ



「……それ俺の」



早速始めようとシャーペンを持ち直すと、金髪君ご登場。


すごい嫌そうな顔された。



「だが許可はとった」



「誰に」



「自分に」



「それ許可とったって言わないんだけど」



「さーて、やろ」



とっとと終わらせたい私は無理矢理借り、始めようとしたが頭を鷲掴みされ思いっきり力を入れられた。


あれ、なんか経験したことあるぞ。



「痛い痛い痛い!!」



「か、え、せ」



「やだよ。だって筆箱ないし」



「何しに学校来たの」



「盗られたんだからしょうがない」



「は?」



思いっきり顔を顰められた。


うんうん。やっぱり窃盗は良くないよね。

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