呪われ姫と強運の髭騎士

(2)

 雨に打たれたせいか
 
 馬車ごと崖から落ちそうになったせいか
 
 はたまた――不気味な声を聞いたせいか

 
 ソニアはその日のうちに熱を出し、臥せってしまった。
 
 どうにか城下街の高級宿に着き、ソニアは熱が下がるまで身動きがとれなくなっていた。
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