シトラス。
「谷地さんっっ!!!」
気づいたら声をかけていた。
周りの子達の目線が刺さる。
けど、谷地さんが!
「…何、あんた」
集団のリーダー的な子の喧嘩腰の低い声。
「…華夏……」
朝の時のあの元気な声ではなく、弱々しい、か細い谷地さんの声。
その声を聞くと、より怒りがこみ上げてきた。
人のことを貶めて楽しんでる、そんなひねくれたヤツが大っ嫌いだった。
「……そーゆーの」
「人間としてサイテー……てか、こんなことして楽しいの??」
「あんたたちがやってること、小学生みたいで笑える!」
どくんっと、心臓が飛び跳ねる。
なんていうか、、、、興奮してきた。
言いたいこと言えてスッキリした。