シトラス。

「…はぁ??アンタに何がわかんだよ!」




「調子にのんなよっ!」






きつい香水の香りが迫ってきたと思ったら、強い力で突き飛ばされた。





「くっ!」





踏ん張って耐えて、かわした。




その時、足首に鈍い痛みが走った。







「くっそ!!」



香水のきつい子が悔しそうに、化粧の濃い顔を歪める。




周りの取り巻きが意外そうな顔で、私を見てる。





爽快。






谷地さんは俯いていて、顔が長い髪に隠れていて見えなかった。





「……調子にのんなよっ!!!」
< 24 / 65 >

この作品をシェア

pagetop