シトラス。

➻次の日➻



「おはようッッッ!!!佐々木くんッ!!」



勢いよく佐々木くんの教室のドアを開ける。




「うわぁ??!!って黒澤さんっ?!!」


ガターン!!!
素っ頓狂な声を上げて、椅子ごと後ろに吹っ飛ぶ佐々木くん。




「うわぁ!!大丈夫!?ごめん!!」



うめき声をあげる彼に駆け寄って、体を起こしてあげる。



「痛っ……、だっ、大丈夫です…多分」




メガネがズレているのを直してあげる。
あー、早くこのメガネをどうにかしたい。

イケメンなのになー。。。


なんてボーッと佐々木くんの顔を見ていたら、佐々木くんがアタフタし始めた。



「なっななな、何ですか!ジロジロ見て…」



「えっ??あぁ、、佐々木くんカッコイイのになーって!」




と冗談のつもりで言ったのに、、、



「え………っ、あ、そのっ…」




佐々木くんは顔を真っ赤にして俯いてしまった。





ホントにこの性格とメガネ………尚更イケメンから遠ざかってるわ。
< 62 / 65 >

この作品をシェア

pagetop