【番外編】社長とTOKYOに恋してる!2人のその後のストーリー
湊は、奈々が悶えた時に顔にかかった髪を、そっと手で書き上げ、奈々の顔をはっきり見えるようにすると、
「もっと、俺を求めろ…。これからもずっと。」

そういうと、湊は体を重ねた。
奈々が、湊の手をギュッと握り、
「…もっと…。」
と大きな黒い瞳を、潤ませ言うと、湊は完全に理性を失い、奈々の唇を割って中に入り、今まで以上に激しく、舌を絡め取り、そのまま、深く体を沈めた。
「…っつ!…あっ…」
奈々は、それ以上、言葉を発することができないまま、波の中に落ちていった。




「湊、結花達もケーキ食べてるかな?」
ようやく、ケーキに手を伸ばし奈々は聞いた。

「ああ、アレックスも頼んでたから、食べてると思う。」
湊はそんな、奈々を見ながら答えた。

「おいしい!すごくおいしい!」
「それは、よかった。」
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