ただの幼なじみ、だったのに…!?
「わ、思ったとーり、人だらけー…。」

「もっとこっち寄っとけ、はぐれるぞ。」

「う、うんっ…。」


悠は当たり前のように私の手を握って

私の体を引き寄せた。

悠はいつも普通な顔をしてやるけど

私はその度ドキドキして

ばれないように必死なのが、なんか悔しい。
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