未知の世界5
「ハァハァハァはぁはぁ……。」
パッと目を覚ますと、今まで息をしていなかったのか、呼吸が荒くなっている。
ものすごく悲しくて怖い夢だった。
前に見た施設の夢よりも、もっと辛い。
あの時は過去の出来事だっただけに、これから現実で起きたら……と思うと、怖くなる。
部屋は外の光が入って明るい。
隣に幸治さんはいなかった。
私は怖くて寝室を飛び出し、走ってリビングに向かった。
バタバタバタ
と未だに夢の中なのか、リビングまでが遠い。
リビングの扉を開けると…