未知の世界5
「はぁはぁはぁ。やっぱり…辛い。」
少し前を歩くお母さんを見るように顔を上げて、その場でうな垂れるように荒くなった呼吸を整える。
『まだまだ。』
と同時に後ろから腕を持ち上げられると、お父さんが私の腕を組んでいる。
「はぁはぁはぁ。」
100メートルは歩いたから、もう帰ろうかとお母さんに視線を送っていたが、それは無理そうだ。
だって、お父さんの後ろには、進藤先生がいるんだもん…。
なぜだ?