God of Beast
1発が、ウラヌスの顔面に命中した!

しめたとばかりに、連発して光弾を発射する!

次々と命中する光弾。

爆発がウラヌスを包み込む。

地面が抉れ、砂煙が舞い上がり、岩の破片が周囲に飛び散った。

既に数十発は命中している。

下手をすれば跡形もなくなっているかもしれない。

「…そう思っているか?」

背後で声が聞こえ、凶悪星人は戦慄した。

振り向けもしない。

腕組みをして、ウラヌスが後ろに立っているのは見なくても分かったから。

「350億という能力値の高さの意味が、分かっていないのか?」

ウラヌスはニヤリと笑う。

「向かい合った時点で、貴様の死亡は確定事項だぞ?」

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