God of Beast
「!!!!!!!」

凶悪星人の体は爆ぜた。

ウラヌスが発した不可視の気合いか、エネルギーか。

何かそのようなものを直撃され、一撃のもとに体を破壊されたのだ。

空中で起こる爆発。

凶悪星人は粉々になって消え去る。

「フン」

鼻を鳴らし、ウラヌスは然したる興味も示さず背を向けた。

大したトレーニングにもならない。

せめて100億を超える能力値の持ち主でないと、最早ウラヌスの相手にはならなかった。

汗もかかずに戦闘を終えたウラヌスは、自身の1人乗り宇宙艇に乗り込み、その惑星を去った。

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