瞑想と彼女と現実と

贈り物

マカは毎週火曜に店番をする。

すると言ってもただレジに座ってお客さんも待っているだけ。
ユースケさんが接客するから結局アノコの見張りだ。

まだ買われてはいない。みんなには見えないようだ。
着々とマカはお金を貯めてきてる。

あくびをして今日のマカは眠そうにしている。

大丈夫?少しバックルームで寝てる?

いいえー。大丈夫です・・・。

少し寝てなよ。

でも・・・店番・・・。

いいよ。

そう言ってバックルームに連れて行った。

マカは髪を茶色くした。そこから甘いマカロンの匂いがする錯覚に陥った。

ピンクの可愛いハイヒールの足音がお店に響いた。

いらっしゃいとユースケのみ出て行った。

マカはすやすや寝てしまっていた。
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