瞑想と彼女と現実と
毎週火曜は店番をした。

お客さんは色々な人が来た。
ピアスだらけの人や
綺麗な女の人
優しそうで口が悪い兄ちゃん。

店員さんのお兄さんは
ユースケと言う。
いつもニコニコしてて、誰とでも仲が良いユースケさんはすごいなあー
と思うばかりだった。

私はそれを顎をついて見てるんだ。時々、頭を撫でて仲間に入れてくれる。

こいつ新しく入ったマカ。俺の猫みたいなもんだよ。

と優しく笑った。

大概、お客さんには笑われて、頭を伏せてアクセサリーを眺める事がマカの精一杯の対応だった

小さな声で
いらっしゃい

それが精一杯だった。

でもユースケさんはそれを笑って許してくれた。
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