悪魔な先輩の彼女になりまして……
後悔ばかり。
ほんと、自分バカだな。
自分の身を守ることさえできなかった。
助けてくれる人なんて、いるはずもなかった。
あの時、あいつのスマホが鳴っていなければ、私はどうなってしまっていたんだろう。
考えただけで身震いする。
私は登校拒否の寸前だった。
学校に行くのが怖くて。
やっとのことであいつと別れたけど、何されるかわからない。
ただ、あいつと離れたクラスだってことが唯一の救いだったんだ。