悪魔な先輩の彼女になりまして……
そんなことってあるか?
ねぇよ。
さっきと同じようなこと思ってるよ、俺。
「あのっ、いや、現国だけなんで。大丈夫です。頭は正常です」
「うんわかったサヨナラ」
「ひ、ひどい……‼」
ああ、可愛いな。
俺のクラスにはいねえよ、こんな面白くて可愛い女。
ナツメしかいねぇよ。
だめだ俺。ナツメのことしか考えられなくなってきた。
マジごめん寛太。俺、マジだ。
マジでナツメに惚れちまったよ。
---------------------fin
「葛城先輩こーわーいー」
「…………」
「ひゃぁあ‼ごめんなさいぃぃ」
「近所迷惑」
「はぅ……」