成田先輩に体当たり。
「ママー!いってきまーす!」
大声でそう言い、玄関を出ると、森が立っていた。
「おはよー。森」
「お前なぁー、おはようじゃねーよ。ドアとカーテン閉めやがって」
「だって、うるさいし。ってか早くがっこ行こ」
「はいはい」
時間は8時15分。登校時間は8時30分までだ。
歩いていくと間に合わないので、走るのも嫌だし、森の自転車の荷台に私がのる。
「はやくこいで!」
「お前が寝坊したんだろ!」
「急げ森!遅刻するぞ!出発進行!」
私は、船長的な気分で腕を突き出した
「言われなくても出発するわ!」
森が自転車を漕ぎ出す。