召喚魔法失敗しました!?


入口の手前で指揮を取る兵の人が私の名前を呼ぶ。


ついに自分の番か……


すぅっと大きく深呼吸をして、気を引き締める。



「行ってきます」



ウィリーに向き直り、ピースサインを出す。



『お前なら大丈夫だ。胸を張っていけ』


「……ちゃんと見ててね」


『当然だ。主の晴れ舞台この目にしかと焼き付けよう』



胸に手を当て礼をするウィリー。


微笑みながら大きく頷いて私は歩き出した。



< 219 / 277 >

この作品をシェア

pagetop