召喚魔法失敗しました!?
目の前には心配そうな顔で私の顔を覗くウィリーがいた。
『どうしたんだ、そんな血相を変えて……』
「ウィリー……」
そっと頬を撫でられる。
その冷たい手に頭が冷静になっていくのが分かる。
大丈夫、ウィリーはいる。
今この時間を共有してる。
「どこほっつき回ってたのよ……」
『……ちょっと探し物をしてた。すまない。それともなんだ、俺のこと心配してたのか?あれだけ愛のこもった叫びなんて初めて聞いたぞ?』
ああ……いつものウィリーだ。
安堵で涙が出てきそう。