全ては君が知っている
「──ストーカー。」
城戸くんは真面目な顔で私にそう言った。
「それって完全なるストーカーだよね。」
「……やっぱり、そうなんだ……。」
私は、はぁとため息をつく。
まさか、自分がストーカーされる身になるなんて思ってもみなかった。
「……警察に相談した方が良いのかな……?」
その言葉に、城戸くんはピクリと反応する。
「警察は……どうだろう……。それで、ストーカーが逆上して、古宮さんに危害を加えるようになっても困るしね……。」
「……そんなこともあるんだ……。」
私は、再びため息をついた。