全ては君が知っている
「──古宮。」
「ん?」
今まで黙っていた陽太くんが、突然口を開いた。
「……ストーカーに検討はついてるの?」
「…んー…それが全くなの。そのストーカーの姿を見たって訳じゃないし……。
あ、でも、1つ分かってるのは、それが学内の人間だってこと。」
「……学内…?」
これは単純に私の予想だが、それは間違ってはいないと思う。
「メールがいつも届くんだけどね?それが、いつも側にいて見てる感じなんだ。
特に、学校にいる時がメールが来るのが激しいから、きっと今も側で私の事を見てるんじゃないか…って。」
私の言葉に、陽太くんの顔がひきつる。
「そっか……ありがとう。」
陽太くんは、力なく笑うと自分の席へと戻って行った。
皆に心配かけちゃったな……。
でも、大丈夫。
今日の放課後には更に強力な──ブー………ブー………