全ては君が知っている
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結局、あのメールに怯えて警察に相談なんて出来なかった。
それと同時に、メールの量や、帰り道につけられる回数も増えていた。
それでも、メールを送り返す勇気もなく、振り返る勇気もなく何も分からないまま時間だけが過ぎていった。
その間にも、城戸くんと話す回数は増えていた。
それだけが、今の私の心の支えだった。
そんなある日の夜。
ピロリロリン♪ピロリロリン♪
その音に気づき、画面を見ると"城戸くん"の文字が記されていた。
『何かあったら連絡して。』
と言って渡してくれた連絡先。
この連絡先のおかげで、私の生活は幸せで溢れている。
いつか付き合えたら……なんて考えてしまう。
私は、咳払いをすると通話ボタンを押す。