全ては君が知っている
『でも、この事を本人にばらした時にはどうなるか分からないよ?って笑顔で言われて、僕は何も出来なかった。』
「何………言ってんの……?ふざけるのもいい加減にしてよ!!!!」
そう言って、思わず私は立ち上がっていた。
気持ちを落ち着かせようと一度窓に近づき外を見る。
『古宮が信じられないのも分かってる。でも、これ以上城戸と仲良くするのは危険だ。』
あれ……?
何これ……?
私は外に見える景色に違和感を感じていた。
私はこの景色を見たことがある。
どうして気がつかなかった?
あそこに見えるのは、あの公園。
いつもの公園。
そう。
私の家の窓から見える公園。
そして、その公園の向こうには
私の家が見えた。