全ては君が知っている
あのカーテンの色は、あの洗濯物は………全て私の物。
どうして城戸くんの家の前に、私の家があるの……?
私は怖くなって、フラフラっと後ずさりをする。
すると、本棚にぶつかって一冊バサリと音をたてて、私の足元に落ちた。
「──ひっ…!?」
そこには、アルバムがあった。
しまいきれなくなった写真が、大量に広がる。
そこに写っているのはただ一人だけ。
私だ。
学校にいる時。
帰っている時。
買い物をしている時。
家にいる時。
『古宮……?古宮、どうした!?』