お前の隣は俺だから。
「薫と同じチームになれるなんてさ!!
ほんと光栄だよ!これで俺もバスケ磨ける!」
「同感だな。大翔と練習すんの、楽しみだな」
え、え、え……待って展開について行けない。
昨日の私を慰めてくれたあのイケメンは転校生で、
私と同じクラスで、しかも薫と知り合いで…
頭がぐるんぐるん回りそうな展開……。
ダメだ…頭痛くなってきた。
「夏川、そんな驚いてどうした?
あの2人のこと、知らなかったのか?」
隣から真哉くんが笑いながら聞いてきた。
「知らない!!なんなのあれ!?」
そして真哉くんの説明によると、
2人は中学の県の選抜チームに選ばれてて、
一歩薫がリードして、薫がエースだったみたいだけど、本当に実力が近いもの同士。
さらに高校に上がってからも、2人はお互いを意識してる公式ライバルみたいなものだったらしい。
ルックスもいいし、ファンの数も同じぐらいなんだとか…。