LADY

BEST BOY FRIEND


おい、桜 出てこい

え?今のって…
思わず外に出た。

そこには、カッコよくなった

彪が居た。

日が経つほど彪の事が好きになって
龍先輩たちとはたまに遊んでたけど
彪が居ない日がほとんどで
何ヶ月も会ってなかった。

久々に見て、心がキューっとなった。


こっちこい。

と上から言う彪。

でも後ろには彼がいる。
すると彼が

何の用だ?帰れ。
と言う。

彪は
お前に用はねぇ。
桜に用があんだ。

は?俺の桜だけど?
なぁ?
と私に向けて言う。

私は戸惑い何も言えなかった。

すると彪が 腕を引っ張り

こっちこいって言ってんだろ
っと少し怒った感じで言う

何か話があるんだろうと思い

わかった。話があるなら聞く。
でも今日は帰って?
今度改めて会おう。

と言った。
何故そう言ったか?

今、彪のところ行くのは
違う気がするから。
行くなら今ある目の前のこと
片付けてからじゃなきゃ。

そう思った。

彪達も案外簡単に引き下がってくれた。

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