日向くんを本気にさせるには。
もう今のわたしにはここにいることはできない…
胸が苦しい…っ…押し潰されそう…だ
女子たちの会話を聞かないように
その場からさっさと去っていった
「はぁぁ…まさか逃げ場でこんなこと聞くなんて…ほんとついてない。」
朔から逃げてきたのに
まさかの聞きたくないことを耳にしてしまう災難…
「ダメージでかいし……」
廊下の壁にもたれかかって
どうしようか…考える
今さら行ったところで…
もう…遅い…
だってさっきの女子ふたりが話してた会話の内容からすると
いま行ったら確実に後悔する…
ってか惨めな思いするだけ…だ
━━月夜はわたしのものにしちゃっていいんだ?
「……いいわけ…ない…。」
気付いたら身体が走り出してた……