日向くんを本気にさせるには。



「……へー、正直。」


「うん…」


なんかボーッとしちゃって
なんにも考えらんないくらい


それくらい日向くんのキスはわたしの身体に相当はまってる…



「……もう一回する?」


「する…っ…」



「……バカッ…そこは拒否んないとダメなところだから。」


なんだか日向くんの表情が少しだけ
ほんの少しだけ余裕が無さそうに見えたよ?



「……ここベッドの上ってわかってんの?」


「わかってる…もん…」


「……わかってないから言ってんだけど。」


「して…ほしいの…っ」



あれ…わたし頭が変になって変なこと言ってる…?


「……素直だったり焦らしたり…ほんとよくわかんない子だね。」


「日向くんのキス…すっごく良かったんだもん…っ」


「……ストレートすぎ。」

< 265 / 387 >

この作品をシェア

pagetop