カミレンジャー! その6(完)
「お前、今ジャングルジムと・・・」

「いやだなぁ~・・・そんなはずないじゃないですカァ?さぁ、さっさと行った。とっとと行った。急いで行った。そして、二度と戻ってくるな!」

「ブルー酷すぎです。」

 また、つっこまれた!!

 二回もジャングルジムにつっこまれた~!!

「待たせたなワイルダー!しかし俺たちが来た以上、もうこれ以上の悪さはさせないぞ!」

 青山が唐突の出来事に悶絶している間に、一台の車が止まり、そこから五人の変態スーツと変態マスクの男女が現れる。

 ・・・・最悪のタイミングだ。

「おぉ!あいつらカミレンジャーじゃん。やった。見れるなんて・・・でも、またホワイトかよ・・・あいついるとつまらないんだよな・・・。今日も外れだな帰ろう・・・。」

 おぉ・・・ナイスだホワイト!

 俺の変わりに入ったホワイト!

 誰だか・・・ってたぶん、白井だろうけど・・・。

 ・・・・って。

「あいつ、市長だよな・・・何やってんだ?」

 思わず口に出ていた。
< 10 / 16 >

この作品をシェア

pagetop