秘密の陰陽師 【参】


「ありがとうね舜」


自然に頬が緩む


「あぁ」



舜も笑って私の頭を撫でてくれた




「あぁ〜!
朝から何2人でいちゃついてるねん〜!
なぁ葵、脚そない出してたら寒いやろ?
寒そうやから俺が暖めてあげるわ〜」



ニヤニヤと笑って私の脚に触ろうとする拓海



「ちょっ…」



脚は別に寒くないってば!



「逃げんといてよ〜あおい〜

って・・・イデッッ!!!!!」




「お前いい加減殺すぞ」




私に近寄ってくる拓海を舜がグーで殴ったのだ




本当に朝は低血圧で機嫌悪いからな〜




ちょっと拓海が可哀想かも…(笑)




今のは相当痛かったんだろう、拓海は涙目で頭をさすっている


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