秘密の陰陽師 【参】

舜side





あーイライラする




やっと見つけた葵の居場所





寝る間も惜しんで
必死で探してやっと見つけた葵





なのに俺が入った部屋で見たのは璃玖と呼ばれる男とベッドに寝かされていた葵の姿だった





見た瞬間に怒りが湧き上がってきた





気安く葵に触れるんじゃねぇよ…


葵は俺のなんだよ。





男が葵を見る目は
大切な人を見るようなそんな目だった。





きっと葵に惹かれているんだろう





葵は文句なしの天然な鈍感娘だから
自分の容姿、性格がどれだけ周りの男を誘惑しているかなんて気づかないんだ…




葵に触れてしまうと離れられなくなるあの感覚も…あいつはきっと知っている




俺は今にも掴み掛かりそうな自分の理性を抑えるのに必死だった




< 335 / 397 >

この作品をシェア

pagetop