銀丸日
「百貨店って何?」にちゃんと答えられた会社だけが生き残っていく
変化を宿命付けられた百貨店という業態は、小売業のリーダーたるプライドに裏付けされた努力により、常に時代を先取りする文化発信装置としての役割を担ってきました。しかし流通業の成熟と共に、今までの百貨店の居場所はなくなり、市場は全盛期とは程遠い水準まで落ち込んでしまいました。

このような状況を脱するためには、新しい存在意義を打ち出す必要があり、すなわち "若年層からの「百貨店って何?」に答えられるか" がその会社の成否を分けるようになるのではないかと考えています。

今後数年で、強い百貨店ほど大きく変化し、新しい価値を訴求していくことになるでしょう。そのとき、新しい百貨店がどのような価値で、私たちを再び楽しませてくれるようになるのか、期待しながら見守っていきたいと思います。
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