空と君とダイヤモンドと
想いが交差するバレンタインデー⚾︎
「累くん、こんばんは」
「うん。こんばんは」
あれからあたしと累くんはベランダで会うのを再開させた。
毎日たわいもない話しをして楽しんでいる。
「瑛梨奈ちゃんさ」
「ん?」
「ワカのこと気になる?」
累くんの口から出た名前に胸がとくんとなる。
ワカのことどうやったら忘れるんだろう。
たしかに目の前にいる累くんのことが好きなはずなのに。
「気になるっていうか、前みたいに話せないのは寂しいですね…」
これは本当。
入学してからずっと仲良くしてきたし。
こうして話せなくなるならやっぱりあの時の自分の行動は間違いだったのかなって思う。
「新しい恋は?」
「え?」
「しないの?」
…新しい恋なんて。
する相手は決まっている。
「恋をするなら累くんとですよ」
これは告白になるのだろうか。
でも、それでもいい。
累くんはきっとあたしのことなんて好きじゃない。
「うん。こんばんは」
あれからあたしと累くんはベランダで会うのを再開させた。
毎日たわいもない話しをして楽しんでいる。
「瑛梨奈ちゃんさ」
「ん?」
「ワカのこと気になる?」
累くんの口から出た名前に胸がとくんとなる。
ワカのことどうやったら忘れるんだろう。
たしかに目の前にいる累くんのことが好きなはずなのに。
「気になるっていうか、前みたいに話せないのは寂しいですね…」
これは本当。
入学してからずっと仲良くしてきたし。
こうして話せなくなるならやっぱりあの時の自分の行動は間違いだったのかなって思う。
「新しい恋は?」
「え?」
「しないの?」
…新しい恋なんて。
する相手は決まっている。
「恋をするなら累くんとですよ」
これは告白になるのだろうか。
でも、それでもいい。
累くんはきっとあたしのことなんて好きじゃない。