空と君とダイヤモンドと
⚾️第三試合⚾️
誕生日プレゼント⚾︎
「春休みはいつも累くんといたなぁ…」
この春休みのことを考えると思い出すのは全部塁くん。
「瑛梨奈!ちょっといい?」
良基があたしに耳打ちをする。
「どしたの?」
「あそこ」
「ん?」
良基が指すほうをみるとグラウンドにあるベンチに横たわってるいる人影。
「…ワカ?」
「うん。あいつ今日無理して部活出てさ。終わった途端あれ」
「えー…なんでそんな無理なんか…」
良基と二人でワカのいるベンチに歩く。
「あいつは何があっても今は部活休まねーよ」
「そんな頑張らなくても…」
「そうじゃねぇよ」
良基が何かを言いたそうな顔をしてる。
「なに?」
「え?」
「なにか言いたそうだから…」
もう良基とだって知り合って2年たつんだ。
表情ひとつでわかるよ。
「俺の口からは言えないからこんどワカから聞いたら?」
「え?」
ワカからなんて聞けるわけがない。
避けられてるのはあたしだ。
この春休みのことを考えると思い出すのは全部塁くん。
「瑛梨奈!ちょっといい?」
良基があたしに耳打ちをする。
「どしたの?」
「あそこ」
「ん?」
良基が指すほうをみるとグラウンドにあるベンチに横たわってるいる人影。
「…ワカ?」
「うん。あいつ今日無理して部活出てさ。終わった途端あれ」
「えー…なんでそんな無理なんか…」
良基と二人でワカのいるベンチに歩く。
「あいつは何があっても今は部活休まねーよ」
「そんな頑張らなくても…」
「そうじゃねぇよ」
良基が何かを言いたそうな顔をしてる。
「なに?」
「え?」
「なにか言いたそうだから…」
もう良基とだって知り合って2年たつんだ。
表情ひとつでわかるよ。
「俺の口からは言えないからこんどワカから聞いたら?」
「え?」
ワカからなんて聞けるわけがない。
避けられてるのはあたしだ。