空と君とダイヤモンドと
「瑛梨奈、好きだ」
瑛梨奈の顔を見ると顔が真っ赤になってる。
「…ワカ」
「返事はいらない。いまは。わかってるから」
そのまま立ちあがって瑛梨奈に背を向ける。
「俺、瑛梨奈のこと振り向かせる」
瑛梨奈に手を振って歩き出す。
…言っちゃったなー。
自分の気持ち認めたら黙っていられなかった。
今言ったっていい返事なんてもらえるわけもないのに。
でも、どうしてもあいつの頭を俺でいっぱいにしたくて。
こうして伝えれば、嫌でも俺のことを考えるだろ。
この瞬間だけは。
塁さんじゃなくて俺をみてくれる。
「負け戦でしかないけど…」
いまはこれでいいんだ。
いまはこれで我慢する。
好きな気持ちは隠せないんだな。
本当は最初から気づかないふりしてただけで。
ずっとアイツを好きだった。
だから、アイツが塁さんのこと好きって知って妙にムカついたんだ。
瑛梨奈の顔を見ると顔が真っ赤になってる。
「…ワカ」
「返事はいらない。いまは。わかってるから」
そのまま立ちあがって瑛梨奈に背を向ける。
「俺、瑛梨奈のこと振り向かせる」
瑛梨奈に手を振って歩き出す。
…言っちゃったなー。
自分の気持ち認めたら黙っていられなかった。
今言ったっていい返事なんてもらえるわけもないのに。
でも、どうしてもあいつの頭を俺でいっぱいにしたくて。
こうして伝えれば、嫌でも俺のことを考えるだろ。
この瞬間だけは。
塁さんじゃなくて俺をみてくれる。
「負け戦でしかないけど…」
いまはこれでいいんだ。
いまはこれで我慢する。
好きな気持ちは隠せないんだな。
本当は最初から気づかないふりしてただけで。
ずっとアイツを好きだった。
だから、アイツが塁さんのこと好きって知って妙にムカついたんだ。