空と君とダイヤモンドと
『明日千葉ならご飯行こうよ!』
インスタに〝明日から千葉に出張〟と書いたら秦くんから電話がかかってきた。
秦くんに見て欲しくて書いたわけではないのに。
ただ、少しでもワカの目に触れて欲しいそれだけの思いだった。
「うん、いいよ」
別に秦くんは悪いひとじゃないし。
ワカに見て欲しかったこととかしらないし特段断る理由もないのでオッケーする。
『じゃあ、俺仕事終わったら千葉いくね!』
「いいの?東京とかでもいいよ?」
『いいのいいの!気にしない!』
「わかった。ありがとう」
こうして自分が行くことを知って、会おうって思って貰えるのがすごく喜ばしいことだ。
本当に連絡が欲しい人からはこないけど。
でもワカにはもう本当に今度こそあたしは要らないのかもしれない。
小宮麗華っていう存在を知ってから信じていたものが崩れ落ちていく感覚に陥る。
「どうしたらいんだろな」
この気持ちをどう処理したらいいのかあたしにはわからない。
インスタに〝明日から千葉に出張〟と書いたら秦くんから電話がかかってきた。
秦くんに見て欲しくて書いたわけではないのに。
ただ、少しでもワカの目に触れて欲しいそれだけの思いだった。
「うん、いいよ」
別に秦くんは悪いひとじゃないし。
ワカに見て欲しかったこととかしらないし特段断る理由もないのでオッケーする。
『じゃあ、俺仕事終わったら千葉いくね!』
「いいの?東京とかでもいいよ?」
『いいのいいの!気にしない!』
「わかった。ありがとう」
こうして自分が行くことを知って、会おうって思って貰えるのがすごく喜ばしいことだ。
本当に連絡が欲しい人からはこないけど。
でもワカにはもう本当に今度こそあたしは要らないのかもしれない。
小宮麗華っていう存在を知ってから信じていたものが崩れ落ちていく感覚に陥る。
「どうしたらいんだろな」
この気持ちをどう処理したらいいのかあたしにはわからない。