君に愛されて..
「光希、おはよ?眠たいの?」
遠藤光希/エンドウミツキ
たっちゃんの弟であり、もちろん私の幼馴染である
「うん。でも良い匂いしたから」
「フレンチトースト、食べる?」
「食べる」
光希は私たちの1つ下で同じ高校の二年生
「火、使ってるから危ないよ?」
「やだ」
光希は寝起きがすごく甘えん坊
普段はそんなことないのに、昔から寝起きだけ甘えん坊になる
たっちゃんは朝に強いけど、光希は私と同じで朝に弱い
「可愛いな〜〜でも部活の準備してきな?たっちゃんがいない間に、レギュラー勝ち取っちゃえ!」
「こら優梨!なんてこと言ってんだお前!笑」
「あ..」
着替え終わったたっちゃんがリビングに入ってきて、キッチンにいる私たちに向かって言った