お見合い相手は冷血上司!?
次の日出社すると、普段は滅多に部長室から出て来ない部長がオフィスにいて、私と桃は目を思わず見合わせた。
話はやはり課長の急な辞職のことで、理由は家庭の事情だとやんわりと説明された。
出張先の九州から戻ってそのまま辞職。しばらくは、木津主任が課長代理に就くと聞かされる。
突然のことにオフィス内は騒然とし、気抜けしたように静まり返った。
中には『冷血人間』がいなくなると聞いてほっとした表情を浮かべている者もいたが、そのことに対しての腹立たしさよりも、課長がここからいなくなることが真実なんだと分かって……落胆の切なさが深い。
そして、やはりあの話が関係しているのだと分かった。
「……木津、課長代理」
話が終わりみんなが散らばっていく中、私は木津主任のあとを追う。
「いつも通りでいいよ。僕がいきなり課長代理なんて、おかしいでしょ」
振り返った彼は、吹き出すように笑った。
話はやはり課長の急な辞職のことで、理由は家庭の事情だとやんわりと説明された。
出張先の九州から戻ってそのまま辞職。しばらくは、木津主任が課長代理に就くと聞かされる。
突然のことにオフィス内は騒然とし、気抜けしたように静まり返った。
中には『冷血人間』がいなくなると聞いてほっとした表情を浮かべている者もいたが、そのことに対しての腹立たしさよりも、課長がここからいなくなることが真実なんだと分かって……落胆の切なさが深い。
そして、やはりあの話が関係しているのだと分かった。
「……木津、課長代理」
話が終わりみんなが散らばっていく中、私は木津主任のあとを追う。
「いつも通りでいいよ。僕がいきなり課長代理なんて、おかしいでしょ」
振り返った彼は、吹き出すように笑った。