死神執事と、トラブルメーカーな私の話
哨はベッドに倒れこんだ。

ふわふわのベッドが心地よい。


再びおとずれてきた眠気にあらがわず、目を閉じる。



どこかからか鳥の鳴き声が聞こえた。



ハロスに話したことを頭の中で思い起こす。

話すことは話した。

嘘はついていない。


しかし、まだ話していないことがある。

どうしても、彼には言えないことだ。

言いたくないこと。
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