死神執事と、トラブルメーカーな私の話
黒いシンプルなネグリジュの首回り。

髪の下の白い肌にくっきりと見えたのは、背中に続く赤い擦り傷のような跡。


ーー『あんたの主人の母親は、夜な夜な教育と称して、てめーの娘に暴力を振るっているらしいよ』ーー


コウの言葉が脳内を通り過ぎる。


ーーまさか。


嫌な予感に、ハロスは哨のネグリジュに手をかけた。


「ちょっと服の下見せろ」
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