死神執事と、トラブルメーカーな私の話
ハロスの唐突なセリフに、哨は布団から顔を上げ、瞬く。


「・・・・・・え?」


一瞬言葉の意味が理解できなかったらしく、聞き返した哨に、しかしハロスは何も言わず黒いネグリジュを引っ張り上げる。


「ちょ・・・ちょっと!」


反射的にハロスの手を押さえつけ、哨が引きつった声を上げる。


「いいから」


引き締められたハロスの表情にその意図を理解したのか、哨の顔色が変わった。
< 244 / 284 >

この作品をシェア

pagetop