死神執事と、トラブルメーカーな私の話
赤。


最初に目に飛び込んできたのは赤一色だった。

背中にある無数の赤い線。

何か鞭のようなもので背中を打たれたようなものもあれば、硬いもので殴られたような跡もあった。

そしてその周りにある紫や毒々しい赤色の痣や傷痕。


白く細い背中に刻まれたその生々しい傷に、思わず目を背けたくなる。


「あんた・・・こんなの、いつから・・・」


指先で赤く擦れた肌に触れると、哨の方がびくりと震えた。
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