死神執事と、トラブルメーカーな私の話
普段ならこの後自室に戻るところだが・・・・・・なんとなく、今日はこの部屋にいた方がいい気がした。

哨の本棚から読みかけの本とまだ読んでいない本を数冊取り出し、哨の椅子を持ち上げベッドの脇に移動する。

ベッドの横の棚に本を置き、そのまま椅子に座ろうとしたが、ふと思い哨の寝顔を覗き込む。



小さな寝息を立てて、哨はよく眠っていた。


分厚い布団に半ば埋もれているその顔を見るに、どうやら心地よい眠りにつけたようだ。

足の痛みを感じている様子もない。


穏やかな寝顔を見つめながら、乱れている髪を整えてやる。



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