副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
こうなっては、自分の性格上しばらく立て直すのに時間がかかることも莉乃自身解っていた。
どうしようかな……。
有給が余っていたことから、比較的長めの年末の休みを取っていた莉乃は、明日から休暇だった。
クリスマスまであと4日という事もあり、ツリーなどを飾って準備をするつもりだったのだか、こんな事になり、莉乃自身ため息をついた。
(こんなクリスマスになるはずじゃなかったのに……)
涙が流れそうなのを、必死に押し込みスマホを取り出した。
情緒不安定な自分が嫌になり誠に連絡をしようとするも、何を言っていいかわからない。
そんな時、店の外を慌てた様子の誠が、莉乃の視界に入った。
とっさに視線を逸らし席を立ってトイレに逃げ込む。
(これじゃあ、初めて会った時と同じじゃない)
どうしようかな……。
有給が余っていたことから、比較的長めの年末の休みを取っていた莉乃は、明日から休暇だった。
クリスマスまであと4日という事もあり、ツリーなどを飾って準備をするつもりだったのだか、こんな事になり、莉乃自身ため息をついた。
(こんなクリスマスになるはずじゃなかったのに……)
涙が流れそうなのを、必死に押し込みスマホを取り出した。
情緒不安定な自分が嫌になり誠に連絡をしようとするも、何を言っていいかわからない。
そんな時、店の外を慌てた様子の誠が、莉乃の視界に入った。
とっさに視線を逸らし席を立ってトイレに逃げ込む。
(これじゃあ、初めて会った時と同じじゃない)