カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
フミと二人、レイコから逃れるように、玄関までいくと、偶然カズキを発見。


私は、声をかけようか悩んだが、平田が急ぎだと困るからと、安易な考えでカズキに声をかる



「カズキ~!さっき平田が教室まで探しにきてたよ。」



外靴に換える手を休め、私を見るカズキ。





「お-そっかぁ、そっかぁ。サンキューな。
ちび!」






そう言って、通り掛かるついでなのか?

 
私の頭をくしゃりとなでて、校内にカズキは、戻っていった。







 ちびっ!?!


そりゃ君より小さいけど



  ちび言うなぁ!









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