カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
「何話してたの?」


突然後ろから、聞き慣れた声がする。



レイコだった。

また、あいつかぁ。

スマイルスマイルっと。





「カズキいないか?だってさ。」




くるりとレイコへとふりむいた。




「そっかぁ。あいつも相当ヤバイらしいよ。気をつけてね。」




メガネをクイクイとあげて得意げに話すレイコ。


おいおい…。



一体何を気をつけるんだよ…。





すると今度は、フミが一緒に帰ろうと、声をかけてきた。
ラッキー♪フミ!ナイス!





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