カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜前編
まぁ、同じ学年だし、隣のクラスなので、会わないようにしろと、言うのが無理な話しだと思う。


一瞬私達、3人は動きが止まってしまう。


しかし、佳子の方が気にもしてないと言う様子をしていた。


「ほら!行くよ。」


ユキが切りだす。


あれから、手を出したり、嫌がらせを受けないと言う事はもう、終わったんだと私の中は、解決済みになっていた。



気にもしていないそぶりの、佳子とすれ違う瞬間。













「これで終わりだと思うなよ。」




耳を疑う言葉が、飛び込んできたのだった。


< 165 / 284 >

この作品をシェア

pagetop