H! SCHOOL LOVE
「電柱にぶつかりたいのか?」
頭上から声がして顔を上げると、天星先輩の顔があって、その後ろにはグレーの電柱が見えた。
私…助けられたんだ。
「すいません。
ありがとうございます…」
私は天星先輩に頭を下げる。
「謝るな。
俺が悪い」
天星先輩のその言葉に私はすぐに頭を上げる。
「何言ってるんですか。
天星先輩は何も悪くないですよ!」
ちゃんと前を見ていなかった私が悪いんです!!!
「いいや、俺が悪い。
俺が見とれさせるような男だから、悪いんだ」
…ええっと…。
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